2010年1月13日水曜日
交通死亡事故
11日夜、近所の国道6号で交通死亡事故が発生した。12日の朝刊に短く速報が載っていた。すぐテレビをつけると、NHKがローカルニュースで被害者の氏名を報じていた。事故現場のすぐ前の商店主ではないか。警察がひき逃げ事件として捜査している、ということだった。
朝夕の散歩コースだ。朝は下流から上流へと夏井川の堤防を歩き、ハクチョウを眺めたあと、死亡事故の発生した横断歩道を渡って自宅へ戻る。夕方は近くにある歩道橋を渡って夏井川の堤防へ出る。きのうは事故の様子が気になったので、朝も歩道橋を利用して夏井川の堤防へ出た。7時半近いというのに、国道ではまだ交通規制が続いていた=写真。
夕刊(いわき民報)によれば、商店主は夜9時半ごろ、自宅前の横断歩道を渡っている途中に転倒し、最初の車にひかれた。ひいた運転手らが救護活動中に、今度は次の車が商店主をひいて逃げた。商店主は全身を強く打って間もなく死亡した。逃走車両のナンバーは確認されている。テレビなどの報道では、慎重に事情聴取が進められているという。
平中神谷地内の国道6号は、片側2車線のうえにまっすぐ道路が延びているから、アクセルを踏み込むドライバーが多い。車対車、車対人の死亡事故多発地帯でもある。横断していてはねられるのはたいてい近所のお年寄り。いわきで一番、交通遺族が多い地区ではないか――私はひそかにそう思っている。
亡くなった商店主とは、面識はない。が、歩いて5分とかからない近所だ。また一家の生活が暗転する交通死亡事故が発生した、交通遺族が生まれてしまった、といった感慨を禁じえない。
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