2010年6月5日土曜日

現地調査


家の前の歩道は通学路を兼ねる。側溝の蓋はところどころ、小石まじりのコンクリート製だ。古いタイプで重く、すき間(切り欠け部)が大きい。幼児の足がすっぽり入る。お年寄りもつまずきかねない。

行政区の役員が参加して「区内箇所検分」を実施した際、住民から改善の要望が出された。早速、区長さんがいわき市道路管理課に要望書を出したところ、担当者が調査にやって来た=写真。区長さんからの要請で私ともう一人の副区長が調査に立ち会った。

よその地区からも同じような要望があるらしい。蓋の取り替えで対処しているのだという。それなら話は簡単だ。側溝蓋を実地に見て、一気には難しいが二回くらいに分けて蓋を取り替える、ということになった。

ほかに一カ所、カーブミラー設置の要望が出されているところも見た。工事を進めるには地権者の同意書が必要になる。地権者は既に了承している。区長さんを経由して手続きを取ることになった。

区長さんはこの件で写真を撮り、蓋のすき間を実測し、要望書にまとめたうえで道路管理課へ出かけ、状況を説明したという。「区内箇所検分」から1カ月も経ないうちに、解決のめどが立った。区の役員にならなければ知らない「区長の仕事」の一端だった。

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