5泊6日のベトナム・カンボジアの旅=写真=から、きのう(9月20日)昼すぎ戻った。実質5日の観光旅行で、インドシナ半島に点在する世界遺産のハロン湾やアンコールワットなどを見て回った。
先週の土曜日(9月15日)未明、同級生の車で成田へ向かった。前日まで、屋内にいても熱中症になるような残暑が続いた。日本を留守にしている間に、季節は秋へと移っているかもしれない――カミサンに聞けば、おととい(9月19日)までは暑い日が続いた。きのう、やっとしのぎやすくなったという。
8月は東京もフィリピンのマニラ並みの高温になる、という点では、東南アジアの国々とそう変わらない。今年は、その暑さが続いた。高温多湿の日本から同じ高温多湿の国へ行くのだから、体はそんなに驚くまいと思っていたが、やはりこたえた。
ベトナムでは、石灰岩の島々が林立するハロン湾を遊覧し、ハノイ市内を見物した。いずれもベトナムの北部にある。天気には恵まれた。
カンボジアは一転、雨模様だった。雨季の終わりに近いとはいえ、曇っては雨、やんでは青空がのぞくものの、すぐまた雨に見舞われる、という“猫の目天気”。傘をさして遺跡を見学したが、着ているものがたちまち雨にぬれ、汗にぬれてびしょびしょになった。
カンボジアは、その意味では「雨の国」でもある。雨を見た、光も見た、暑かった――同じ高温多湿でもカンボジアは別格という印象を持った。
観光は易経の「国の光を観(み)る」に由来する言葉だという。国の光、つまりその国の文化に触れるという意味では、刺激的で楽しかった。その話はこれから、おいおいと。
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