秋のいわきのまちをきれいにする市民総ぐるみ運動初日の10月19日、小学生が家の前の歩道を、ごみを拾いながら通り過ぎた=写真。
一斉清掃は3日間にわたって繰り広げられる。初日は「清潔な環境づくりの日」(学校・社会福祉施設・事業所・商店・飲食店街周辺の清掃)、二日目「自然を美しくする日/みんなの利用する施設をきれいにする日」(海岸・河川の清掃、樹木の手入れ、公園・観光地・道路・公共施設の清掃)、そして最終日が「清掃デー」(家庭周辺の清掃)だ。
初日に二日目の清掃をしたり、家庭で早々と清掃を済ませたりと、そのへんはゆるやかだ。地域の環境美化が保たれればいいのだから。小学生が歩道(通学路)でごみ拾いをしたのも、総ぐるみ運動二日目が土曜日で学校が休みになるからだろう。区の保健委員としてはありがたいことだ。
きょうの清掃デーは、わが区内では午前6時半に一斉に清掃が開始される。1時間もあれば作業は終了するだろう。ざっと様子を見て回ったあとは決められた集積所に燃えるごみ、燃えないごみが何袋出たかチェックし、市に実績報告書(はがき)を出す。
金耀、土曜と二晩続けて学校の同窓生が集まり、泊まり込み(初日・いわき市遠野町、二日目・わが家の近くの家)で飲み会が開かれた。次の日、何も用事がなければ痛飲する、結果的に二日酔いになるところだが、土曜朝には車を運転しないといけない、日曜朝には一斉清掃がある、ときては、おのずとブレーキがかかる。
おかげでアルコールにどっぷりつからなくとも旧交を温めることはできた。記憶もしっかりしている。それぞれの人生のあゆみがみえた。
清掃デーの見回りが終わるころ、帰路に就く同級生がいる。見送ることができるかどうかはわからない。が、そのへんは了解済みだ。まずはきょうの務めを果たすこととしよう。
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