わが家の前の歩道にごみ集積所がある。そばの電信柱に、ごみネットのひもを使ってボードをくくりつけた。「カラスが狙ってます! ルールを守って出して下さい!」。写真を添えて注意を喚起する紙を張った=写真。
「10月15日以降、カラスが生ごみをあさり、毎回写真のような状態になっています。/生ごみは外から見えないようにして出して下さい(例えば新聞紙に包むなどして――)/分別されていないものもあります。分別表にしたがって出して下さい」
わが地区の燃えるごみの回収は週に2回(月・木)、容器包装プラスティックは週に1回(水)だが、この出し方が現場ではときどき崩れる。今まではよその事例だと思っていた「カラスとごみの問題」に遭遇した。
わが家のそばのごみ集積所では、今までカラスの被害はなかった。それが、目ざとくカラスがごみ袋をつついて歩道に生ごみを散らかすようになった。
いわき市外から移ってきた人か、と憶測するのは簡単だ。いわき市民であってもごみの出し方を守らない(守れない)人がいる。その証拠に、別のごみ集積所には前から「隣組の人以外のごみ捨てはお断り」という趣旨の札が立っている。
でも、今度のはやはり透明な袋の「ごみ出しルール」とは違う。出したあとにカラスが舞い降りる、つつく、あさる、ちらかす――“惨状”を知らないから、同じ出し方をするのだ。
出し方が変わることを期待して、きのう(10月25日)、ボードを電柱にくくりつけたのだが、気づいてくれただろうか。いや、気づいてくれないと困る。
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