2014年8月26日火曜日

辛み大根、芽を出す

 日曜日(8月24日)にやり残したこと。夏井川渓谷の隠居(無量庵)へ行って、辛み大根の芽生えの有無を確かめることと、堆肥枠に生ごみを埋めること。

 きのう(月曜日)のブログの続きだが、日曜日は暮らしの伝承郷で「キッズミュージアム」を孫と一緒に楽しんだ。楽しんだのはいいが、午後になると疲れて隠居へ出かける元気がなくなった。
 
 で、きのう午後、曇天にも誘われてカミサンを車に乗せて隠居へ出かけた。まっさきに辛味大根の様子を見た。おっ、半分ほど芽=写真=が出ているではないか!

 2年前に知人から会津で栽培されている辛み大根の種をもらった。種のふとんでもある莢(さや)が付いている。一度莢を裂いて種を採り、まいたら、芽を出した。その残りの莢を裂いて種を採り、先週の日曜日(8月17日)に、3~4粒の点まきにした。

 この大根は金山町の「あざき大根」に似る。形状からして野生の度合いが強い。もしかしたら、「あざき」そのものか。皮が硬く、小さいから、漬物も、みそ汁もいまいちだ。おろして辛みを楽しむしかない。

 となれば、栽培の仕方もわりと雑でいいのではないか。手をかけすぎると、かえってよくないのではないか。そう思って、種をまいたあとは水やりもしなかった。もっとも、雨の予報が出ていたからだが。

 この1週間に降った雨は、溪谷に最も近い川前で18日2.5ミリ、21日0.5ミリ、24日5.0ミリだった。畳半畳くらいのスペースに、小さな湯飲み茶わんの底(高台)でざっと30カ所、うねの表面をへこませて点まきをしたら、半分が発芽した。これから芽生えるものもあるはずだから、発芽率はなかなかのものにちがいない。
 
 2年もたっているので、芽が出ずともよしと思っていたが、どっこい発芽してみると欲が出てきた。晩秋から冬に収穫して食べるにしても、何株か残して種を採ろう。三春ネギだけでなく、辛み大根も播種~栽培~収穫~採種のサイクルにのせよう――そんなやる気をかきたてるような芽生えだった。きょうは、朝から雨が降っている。辛み大根には恵みの雨だ。

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