夕刊の地域紙でメシを食ってきた。朝刊の県紙・全国紙と違って、一人何役も、の世界。コラムも担当した。会社を辞めて「締め切り」から解放されたときにはホッとした。ところが、2カ月を過ぎたあたりから落ち着かなくなった。
そのころ、若い仲間が「ブログ」というものがあることを教えてくれた。こうやれば発信できる――と、ノートパソコンをいじってセットしてくれた。以来10年余、一日に一回だけ「締め切りのある生活」を続けている。
それもあってか、早朝の天気には敏感になった。きのう(5月19日)も4時半に起きた。曇天だった。5時を過ぎると、雨が降ったりやんだりに。6時半ごろには、雨の中で花火が鳴った。そのあとも、遠くから花火の音が聞こえた。
先週の土曜日(5月12日)は、地元の平六小で、隣の学区の草野小で運動会が行われた。6時に開催を知らせる花火が打ち上げられた。きのうの花火も、「今は雨が降っているが、間もなくやむから、予定通り運動会を開催する」という合図だった。とはいえ、雨がやんで晴れるまでには少々時間がかかったはず。学校の先生も保護者も気をもんだことだろう。
運動会の“花”は、プログラムの最後を飾る紅白リレー=写真。下の孫が出るというので、先週、見に行った。小学校時代を思い出した。学生時代には1600メートルリレーのメンバーだった。それから何十年もたつが、リレーを見るとやはり興奮する。
きのう、運動会を実施した学校の児童・保護者も、リレーには大声援を送ったにちがいない。胸の中も「雨のち晴れ」のいい一日になったことだろう。
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