大災害が発生した直後には、消防・警察の「公助」は期待できない。阪神・淡路大震災を経験して、「自助」(自分のいのちを守る)、そして「共助」の必要性が叫ばれるようになった。住民による自主防災会も急増した。
4年前にも研修会に参加した。東日本大震災を経験して以来、研修会は“義務参加”ではなく、防災知識と技術を身につけるいい機会――そんな意識に変わった。防災ビデオを見たあと、火災実験体験、救助・応急訓練が行われた。竹の棒と毛布、シャツの袖を通して担架にする方法や、物の下敷きになった人を助けるときの心構えなどをおさらいした。
3年前、防災士の資格を取るのに、提供された教本で勉強した。それを座卓のそばに置いてある。研修会から戻ってパラパラやった。「止血時の手当て」を確かめた。研修会では、出血個所を布で押さえて強く圧迫する「直接圧迫止血法」を実施するように、とアドバイスされた。教本にもそうあった。
骨折の応急措置には感心した。骨折固定法として身近にある新聞・雑誌・傘などを利用する。レジ袋も三角巾になる。
応急手当ては進化する、自助力・共助力は「そこにあるもの」を応用することでアップする――そんなことを再認識する研修会になった。
119番を受信する通信指令センターも見た。119番がかかってきたが、緊急車両が出動するまでには至らなかった。間違いか、子どものいたずらだった?
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