写真を撮ってパソコンに取り込み、拡大したら、舌を出している。ピンクだ。カナヘビの舌は黒っぽくて、蛇のように裂けているという。すると、トカゲ?
9年前には、茶の間ではなく、店(米屋)の一角にカナヘビが現れた。拙ブログにこうある。
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「トカゲの飾りの上にトカゲがいる」「???」。カミサンの話がよく分からない。導かれるままに行くと、地域図書館(かべや文庫)として開放している部屋の、ディスプレー(元は透かし欄間)の先端にカナチョロ(ニホンカナヘビ)が鎮座していた。すぐ下には布でできたトカゲのストラップがつるしてある。
ストラップのトカゲに引かれたかどうかは分からない。が、地上最小クラスのトカゲもどきが部屋に入って来て、ディスプレーの欄間に駆け上がった。駆け上がったのはいいが、行き場を失って動きが取れないでいた。そんな風情である。レジ袋を広げるとポトリと入ったので、縁側から庭へ放してやった。
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カナヘビかトカゲかはいつも迷う。そのときそのときのピンポイント的な特徴で、カナヘビだ、トカゲだ、といっているにすぎない。今回はピンクの舌で判断した。
開放系の部屋のために、ハエも蚊も現れる。アリが迷い込むこともある。トカゲないしカナヘビがこれらを口にしてくれるなら、それはそれでありがたい。でも、嫌がる人はいるだろうな――。ひとまず、トカゲが現れて、まだ茶の間にいるかもしれないことを、カミサンに伝えた。
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