3月22日の日曜日は、光は春だが空気はまだ冬だった。髪の毛を切ったので、マフラーをしていないと首筋がスース―する。それでも夏井川渓谷の隠居へ車を走らせながら、沿道の春をチェックした。
まずは三島(小川)のハクチョウ。「1羽もいないといいが」。念じながら三島橋と、小川江筋の多段式取水堰を横目に過ぎると、対岸の水辺に白いかたまりが一つ。上流の中央にも同じく白いかたまりが一つ。こちらはすぐダイサギとわかった。
手前の白いかたまりはハクチョウだった。長い首を水中に突っ込んでモグモグやっている。水草を食べていたのだろう。
首を出したところをカミサンがパチリとやった。あとでデータをパソコンに取り込み、拡大すると後ろにカルガモが3羽いた=写真上1。
残留コハクチョウの「エリー」だろうか。だとしたら、今年(2026年)もシベリアへは帰れなかったことになる。
ここには車のスピードを落として「チラ見」するものがもう一つある。橋の上流すぐ下、なぜだかわからないが(人が植えたにちがいない)、バナナの葉っぱより大きな葉を付ける草本がある。たぶんバショウ。
夏場はあおあおと大きな葉を広げている。冬にはこれが枯れて黄土色になる。渓谷までの沿道の不思議の一つではある。
片石田のハクモクレンが開花したとなれば、いわき駅周辺のハクモクレン(街路樹)も開花しているはずだ。
隠居からの帰り、平のマチに入ると、レンガ通りのハクモクレンが白い花を付けていた。するとソメイヨシノも間もなく、という連想がはたらく。
以前は公園のソメイヨシノが咲いて、マチのハクモクレンが咲く――そんな順序だったような記憶があるが、この2~3年は同時、あるいはハクモクレンが先行する。
それよりなにより、マチのソメイヨシノと渓谷のアカヤシオはほぼ同時に咲く。その開花が間近い。
さらに、もう一つ。マチからの帰りに堤防を利用すると、いつものネギ畑からネギが消えていた。やっと「冬ネギ」の収穫が完了したのだ。何もない畑を見てなぜかホッとした。
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