2010年4月9日金曜日

天候不順


天気は周期的に変わる。しかし、今年は2月以降、変わりすぎの感がある。いわき市の気候は、東日本型のうち「東海・関東型」に入る。このタイプは「6月と9~10月ごろに降水量が多く、冬は晴れて晴天が続く」と定義される。つまり、夏は温暖多雨、冬は冷涼乾燥になるのが特徴だ。

この冬は「冷涼乾燥」のうち「乾燥」がさっぱりだった。晴れたと思ったらすぐ天気が崩れ、曇りから雨ないし雪になる。晴れた日が何日も続くということがなかった。コインランドリーは売り上げを伸ばしたことだろう。

春野菜にも天候不順の影響が現れている。新タマネギや大根、ジャガイモなどが品不足から値上がりしたと、マスコミが伝えている。

夏井川渓谷の、わが無量庵の畑には採種用の三春ネギが植わってある。浅く斜めに植えて「曲がりネギ」にしてあるとはいえ、日照不足と多雨雪で「根腐れ」を起こさないか気になりだした。まさかそこまではいかないだろうが、冬に根腐れを心配するのは初めてだ。

露地のネギ苗も寒気にさらされて縮こまっていた。先月、追肥をしたら少し元気を取り戻した。きのう(4月8日)、ホームセンターへ行ったら、早くもネギ苗を売っていた。いわきの平地ではネギ苗を定植する時期に入ったのだろう。夏井川渓谷の牛小川では、ネギ苗の定植は5月に入ってから。それまでに太い苗を育てなければならない。

ネギを除けば、今年は小カブの種まきから畑仕事が始まった。小カブはようやく発芽した=写真。次は大根でもまこうかと思案しているところだ。

0 件のコメント: