今度の交通死亡事故は、夕刊(いわき民報)が来るまで知らなかった。雨のために朝の散歩を休んだ。事故は4月24日未明、散歩コースの中で起きた。すさまじい事故だったようだ。乗用車が真っ二つに割れ、31歳の若い男性2人が死んだ。
いわき市平中神谷地内の国道6号。片側2車線の直線道路だ。セスナ機くらいなら不時着できるかもしれない。で、車はスピードを増す。ときどき重大事故が起きる。
1月11日夜に横断歩道を渡っていたお年寄りがはねられて死んだ。その現場からおよそ200メートル先、平から四倉方面へ向かう途中に歩道橋がある。それを越えてすぐのところで、また死亡事故が発生した。
猛スピードで車を運転していた。何かの拍子でコントロールが不能になり、歩道に立つ鋼管柱に激突し、車が二つにちぎれた――。鋼管柱がえぐられたあとに、花やたばこ、アルコールがささげられていた=
写真。
前にも書いたが、平中神谷の国道6号では死亡事故が多発している。今年は既に3人。過去の死亡事故を含めると犠牲者は何人になるだろう。
交通死亡事故対策の一つとして思うのは、死亡事故多発地帯では、道路を直線ではなく曲線にすべきではないか、ということだ。これだけ死亡事故が起きる以上は、直線道路に“欠陥”がある、という認識に立つ必要があるのではないか。
高速道ができた、バイパスができた――となれば、もとの幹線道路には違った役目を果たしてもらいたい。効率より安全を、そのための道路改修を――と、死亡多発地帯にすむ人間は思うのだが、無理か。
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