2010年4月4日日曜日

ペデストリアンデッキ


ペデストリアンデッキ(かさ上げ広場)=写真=を含むいわき駅の南口駅前広場が、3月下旬に完成した。

道路をはさんで向かい合ういわき駅前再開発ビル「ラトブ」の2階部分といわき駅とは、「ラトブ」がオープンした平成19(2007)年10月25日、ペデストリアンデッキの一部が整備されてつながってはいた。いわき駅の橋上化に伴う南北自由通路の一部も、オープンと同時に供用が開始された。

それからざっと2年半を費やして南口駅前広場ができた。いわき駅周辺再生拠点整備事業の一環で、次は北口交通広場と周辺道路の整備に移る。

駅前広場ができて、バスターミナルも、タクシー乗り場(2カ所)もそこに集約された。広場の供用開始以来、駅前大通りからはバスの姿が消えた。道路に止まっているバスがなくなると、なんとなく寂しい風景になった。人の姿が減ってがらんとしている。一時的にしろそんな感覚になるとは思わなかった。

それはさておき、ほぼ1週間前、「ラトブ」にあるいわき総合図書館へ行ったついでに、ペデストリアンデッキを“試し歩き”した。きのう(4月3日)は3歳の孫をダシにしてつぶさに歩いた。

ちょうど駅に「スーパーひたち」が止まっていた。孫が大好きな電車だ。エスカレーターに乗り、エレベーターを使い、階段を利用して、上がったり下りたりしながら「スーパーひたち」を見た。おかげで、どこに何があるかがよく分かった。

その帰り、孫が「マックに行く」と言ってきかなかった。駅前にある。入店したことはない。で、最初はピンとこなかった。目線を追ってマクドナルドのことだと分かった。〈3歳にしてマックとは〉とため息をつきそうになった。カミサンは大甘になって連れて行った。私は入店せずに外で待った。孫にはペデストリアンデッキが効果を発揮したらしい。

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