2010年4月20日火曜日

集会所落成


JR磐越東線江田駅前の夏井川沿いにキャンプ場がある。その入り口、道路をはさんだ向かい側に「江田・牛小川集会所」=写真=が建設され、日曜日(4月18日)に落成祝賀会が開かれた。

夏井川渓谷の集落は、下流から江田、椚平、牛小川の三つ。行政区としては江田と牛小川に分かれる。何年か前、江田・牛小川地区合同で集会所を建設する話が持ち上がり、建設資金の積み立てが始まった。私は週末だけの半住民、摘み立ては免除された。先月の牛小川地区の総会で報告があり、集会所建設の具体的な経過を知った。

いわき市の補助があるとはいえ、地元負担もなかなかのものだ。利用戸数は計44戸。平成13(2001)年秋に積み立てが開始され、一時棚上げ・凍結としたあと再開、完成にこぎつけた。ただし借入金がある。これから7年弱をかけて返済するのだという。

積み立て開始から完成までほぼ9年、借金返済までさらに6年弱。集会所建設は集落にとっては一大事業だ。

その基をなすのは、戸数の少ない山里の、合同で集会所を必要とする住民と住民の、地区と地区との合意。そこへ至るまでにはそれぞれにジグザグがあり、合意したあともまたジグザグがあったことだろう。家・隣組・地区……。他者と共に暮らすにはこのジグザグの調整が欠かせない。

行楽客には新しい建物があそこにある――という印象しかないだろうが、内実は大変な時間と苦労が詰まっているのだ。

落成祝賀会では、椚平の住民でもある古扇亭唐変木率いるいわき芸能倶楽部の面々が、落語やパントマイムといった得意の芸を披露して座を盛り上げた。終わって一行が無量庵を訪ねたことは、きのう書いた。

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