夕方、久しぶりに散歩へ出た。気温は上がらなかったが、晴れて風も弱い。国道6号を渡って夏井川に出た。残留オオハクチョウは? いつものコースから上流の方へ寄り道して確かめる。いた。いよいよ飛べない何かが、理由があることを確信する。
きびすを返して歩き始めると、視界をさっとよぎるものがあった。ツバメだ=
写真。数羽が河川敷の上空を行ったり来たりしていた。
日曜日(3月28日)に上流、小川町下小川の、やはり夏井川の上空で乱舞するツバメを見た。車を運転中だったので、ツバメか、イワツバメか、確かめようがなかったが、「ツバメ前線」がいわき市に到着したのを知った。
小名浜に測候所があったころは職員による生物季節観測が行われた。ツバメの初認日は平均して「4月11日」だった。平年値から比較すると今年は早い。厳冬だったが、生物季節は間違いなく春に向かって進んでいる。
岸辺のヤナギも芽吹いてあおさを増した。そこに、まだ冬鳥のジョウビタキやツグミ、マガモたちがいる。冬鳥から夏鳥へと野の鳥の主役が交代する時期がきた。
きょう(3月31日)は南風が吹き込んで気温が上昇するらしい。すると、ソメイヨシノも、ハクモクレンも一気に開花するのではないか。いやいや、「ないか」ではなくそうなってほしい。
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