いわきを訪れる観光客について、市民が「いわきはこういうところですよ」と説明する。それが、もてなしの第一歩。というわけで、2年前に『いわき観光事典』ができた。編集・発行はいわき観光まちづくりビューロー。その本づくりに携わった。
采配を振ったのは、今は亡き里見庫男さん。当時、いわき市観光物産協会(いわき観光まちづくりビューローの前身)の会長だった。里見さんの依頼があって、3人がいわき市の概要・自然・歴史に分けて分担・執筆した。
その『事典』に基づいて、去年(2009年)秋、最初の「観光基礎講座」が開催された。里見さんは、『事典』は手にしただろうが、講座の開催は天上から見守るしかなかった。そして、先日、改訂版=
写真=を使った3回目の観光基礎講座が始まった。
日程は6月29日と7月5日の2回。歴史を担当した佐藤孝徳さんが5月末、突然、天に召された。代役と言えば失礼だが、歴史は彼の告別式で弔辞を読んだ山名隆弘さんが担当することになった。
初日、私は次回に予定していた分も含めていわき市の概要1・2を話した。残る一コマは自然の高橋紀信さんが担当した。次回は山名さんが二コマ、高橋さんが一コマを担当する。
初版はミスが多かった。それは正直に言っておかなければならない。で、改訂版が出た。やっと、「『いわき観光事典』がありますよ」と口にすることができる。里見、孝徳さんにもそのことは報告しようと思う。
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