2010年7月4日日曜日
キュウリの花
毎年、キュウリ苗3~4株を夏井川渓谷の無量庵の畑に定植する。夫婦二人で食べるだけだから、そんなに量は要らない。生をサラダに使い、ぬか漬けにして食べ、余ったものは古漬けにする。去年は株が少なかったので、古漬けに回すほどの量は取れなかった。
キュウリのポット苗をもらった。少量の露地栽培だ、予定していた数の倍はある。で、夏井川渓谷の無量庵のほかに、わが家の軒下でも栽培することにして、3週間ほど前に定植した。
無量庵へ行くのは週末だけ。その間はキュウリに限らず野菜の観察がゼロ、ということになる。わが家の軒下の箱庭栽培なら、毎日、キュウリの葉が広がったり、つるが伸びたりする様子を観察できる。
植物は花が咲いて初めて実がなる。野菜、果樹、その他の草や木も同じだ。去年までは1週間ごとに、収穫時期には3~4日ごとにキュウリの実を摘みに無量庵へ出かけた。
肥大を始めたキュウリは一晩ごとに大きくなる。そのことは無量庵に泊まって知った。キュウリについて分かったのはそれくらい。生育過程の大部分は見ていないのと同じで、今度初めてキュウリの全体を知るチャンスができた。
いちいちメモをしないから、いつ花が咲き出したか、いつ実が大きくなり始めたか、などは漠としているが、この20日ほどの間に支柱を立て、ネット代わりのテープを張ったら、人間の背丈ほどにつるが伸びてきた。黄色い五弁の花も咲き始めた=写真。花の元にはいぼいぼのある小さな実も付いている。これが肥大して人間の口に入るのだ。
小さな実は、急には大きくならない。大きくなり始めたら、急に大きくなる。これまでの経験と、毎日、キュウリのつるを見ていて分かったのが、まずこれだ。
無量庵のキュウリは、3日前には10センチに伸びた実が二つあった。きょうはこれから無量庵へ出かける。どこまで大きくなっているか。初収穫の楽しみがあり、大きくなりすぎてはいないかという心配もある。
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