「短梅雨(みじかづゆ)」。そんな言葉が思い浮かぶ。梅雨入りは遅く、梅雨明けは早かった。
今年の、東北南部の梅雨入りは6月14日。平年は6月10日だから、4日遅い。梅雨明けはきのう、7月18日。平年の7月23日より5日早い。要するに、平年より9日、梅雨の期間が短かった。「長梅雨」はよくあるが、「短梅雨」はほとんど記憶にない。
土曜日に青空が広がった。日曜日のきのうも朝から青空が広がった。この時期、一日だけなら梅雨の晴れ間だが、2日続けば梅雨明けだ。土曜日に九州南部を除いて関東・甲信越まで梅雨が明けたと聞いて、「東海・関東型気候」のいわきは実質梅雨明け、東北南部として梅雨が明けるのも時間の問題――そう思った通りになった。
日曜日早朝、夏井川渓谷の無量庵へ出かけた。開けられるところは全部開けて風の通りをよくする。室温はすでに28度。たまに谷風が通り過ぎる。そのときだけ、「涼」を感じる。
菜園に出てキュウリとキヌサヤエンドウを摘む。草を引く。たちまち汗みどろになる。ときどき無量庵に退避する。また外に出て草を引く。だらだらと、決して熱中しないで、草を引く、無量庵に戻って横になる……。
午前11時前には早くも入道雲が成長していた=
写真。汗をたらし、水分を補給し、時折谷風になでられながら昼寝をして、今年初めて、夏を実感した。
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