おととい(1月25日)の昼前、生ごみを埋めに夏井川渓谷の無量庵へ出かけた。先日、洗面所の水道管が凍結・破損したため、井戸水をポンプアップするモーターの電源を切って水漏れを止めた。水は出ない。春が来て破損管を取り換えるまで“週末泊”もおあずけだ。
石油ストーブ、石油ヒーター、電気カーペット、こたつ。すべての暖房器具をつかって部屋を暖める。「物置」ではない、「家」だ。家である以上は部屋を暖めなくては――。でないと、いよいよ家が凍りつく。家のためにもぬくもりが必要だ。
そうして部屋を暖めたあとは、外に出て体を寒気にさらす。畑仕事はしばらくお休み。土がカチンカチンに凍っている。で、なにをするか。無量庵の周りを巡って冬キノコを探す。晩秋はヒラタケ、真冬はエノキタケ。必ずあるとは限らない。それでもいい。体を“寒絞め”にすることで耐性がつく。そのためにも歩く。そんな感覚がある。
前にヒラタケを採った半立ち枯れの木に、アラゲキクラゲのかたまりが姿を見せていた=
写真。乾燥している。いつ発生したのだろう。ときどきチェックする庭木だから、異変には気づく。今年になってからの発生かもしれない。
ま、発生時期はどうでもいい。エノキタケの代わりにアラゲが見つかった。手を伸ばしても届かない高さだ。あえて脚立を持ち出すまでもない。写真に撮るだけにした。それで気持ちが満たされる。
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