きのう(8月25日)午後、「ぶらっとライブ」が開かれた=写真。「ぶらっと」はNGOのシャプラニールが運営する被災者のための交流スペース。イトーヨーカドー平店2階にある。
「ぶらっと」では毎日のように催しがある。8月第4週は休みの水曜日を除いて、日曜日:富岡町民の集い、月曜日:ちりめん細工の朝顔作り(午前)・中国語と中国茶(午後)、木曜日:エコクラフトミニ帽子作り(午前)・無料健康チェック(午後)、金曜日:健康運動教室。そして、シメが土曜日の「ぶらっとライブ」だ。
「ぶらっと」は、今年3月末まではいわき駅前の「ラトブ」にあった。昨年10月9日に開設して以来、人が集い、交流するための各種教室を開催してきた。その合間にライブを企画し、アマチュアミュージシャンなどが2階のペディストリアンデッキ、あるいは1階の「いわき横丁」で演奏を披露した。
「ぶらっとライブ」は、いわきシンフォニックウインドアンサンブルのクラリネット4人組がオープニングを飾った。次いで、ヒューマン・ビート・ボックスの高専生ら2人組、クラシックギター、オカリナと続き、ギターとパーカッションの「こまさと」がトリを務めた。
クラリネットの4人は女性。そのうちの一人が「ぶらっと」スタッフだ。「こまさと」の「こま」も同じく「ぶらっと」を運営するシャプラのスタッフだ。人に聞かせるだけのウデを持っている。そうした“余技”がライブを開催する原動力になっているのだろう。
カーペンターズ「イエスタデイ・ワンスモア」、ユーミン、松山千春「空と大地の中で」、吉田拓郎「襟裳岬」、美空ひばり「川の流れのように」……。ほかにクラシックギターの名曲「アルハンブラの想い出」など。団塊世代にはなつかしい曲が続いた。ホームコンサートのような、一体感のあるライブだった。
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