おととい(8月21日)、道路向かいの知人(造園業)が来て庭木を剪定した=写真。庭にはプレハブの離れが立ち、庭木が密集する。先日、離れを解体したのに併せ、隣地に枝葉がはみ出さないよう、剪定を頼んだのだった。親子で作業をした。
早朝から太陽が照りつける。剪定が始まるころには、もう30度前後になっていただろう。庭師なりの熱中症対策があるに違いないと思っていたが、基本は同じ。水分補給以外にない。
剪定作業をちらちら見てわかったのは、ゆっくり、静かにやる。一気に仕上げようと熱中したら、たちまち“熱中症”にかかる。剪定のプロに限らない。農家の畑仕事や草引きも同じだ。近所のお年寄りが先日、草引きに熱中して救急車の世話になった。
夏井川渓谷の無量庵に小さな菜園がある。週末に通っていたのが、このごろは10日ごと、あるいは半月ごとになりつつある。いずれにしても、毎日少しずつ――はできない。で、行ったときに熱中しすぎて、体がほてり、気分が悪くなることのないように注意している。
庭木の剪定が終わるころ、親方がカミサンに教えていた。「この木はエノキで、国蝶(オオムラサキ)が寄って来る」。エノキの若木が庭にあるとは知らなかった。鳥が種を落としたのだろう。
ビワの種を投げ捨てたら芽生えた。無量庵から土ごとキノコをもってきて、土だけ捨てたら、アケビとフジが芽生えた。実生のカエデを移植したら大きくなった。プラムも長男の小学校卒業記念に苗木を買って植えたのが大きくなった。それらも枝葉をばっさりやる。夕方には、庭全体がすっきりした。
一夜明けたきのうは、一日、雲一つない青空だった。風もなかった。庭の照り返しがきつかった。テレビが伝えるいわき市(小名浜)の最高気温は28.3度。わが家の室温は34度。一時的とはいえ、庭の緑が減ったのが影響したようだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿