朝の散歩時の、近所の畑での“できごと”。8月24日、スイカが何者かによって細長く裂かれ、真っ赤な果肉がのぞいていた。翌日早朝、穴は大きくなっていた=写真。きのう(8月27日)見たら、もう皮が太陽に焼かれてへなへなになっていた。散歩コースの終点近く、わが家の裏手に畑がある。そこの一角で起きた“異変”だ。
畑は国道6号と旧国道の家並みにはさまれている。建物の奥に畑があるなどということは、住民以外にはわからない。
旧国道は、江戸時代には「浜街道」と呼ばれていた。私の住む平・中神谷地区は、かつては一筋町だった。背後には田畑が広がっていた。家並みに囲まれた「中庭」に畑が存在しているのは、その名残だ。
散歩の途次だから、意識して畑をウオッチングしてきたわけではない。記憶はあいまいだ。が、その畑では毎年、ネギが栽培されていた。今年はネギのほかにジャガイモが栽培された。ジャガイモの収穫がすんだ今、裸地の奥にスイカの玉が二つ横たわっている。それが、やられた。犯人はだれか。ヒヨドリ? カラス?
夏井川渓谷の無量庵に生ごみ埋めると、必ずほじくり返される。タヌキかハクビシンか、はたまたイノシシか――ということを書いたばかりだが、平地の神谷地区ではおのずと犯人は絞られる。
きのうの散歩時、その畑に近づいたらカラスが2~3羽いた。1羽は、別のスイカにのっかって表面をつついていた。とっさにカメラを向けたが、間に合わなかった。カラスがせっせとスイカをつつき、赤く、甘く熟した果肉をほじくり、食べていたのだ。今朝見たら、第二のスイカも果肉がほじくり返されて半分になっていた。
0 件のコメント:
コメントを投稿