書庫兼物置の、わが家の「離れ」がきのう(8月8日)、解体された=写真。広さ6畳ほどのプレハブ小屋だ。朝、作業が始まり、夕方には更地になった。
月曜日(8月6日)、市から解体を委託された建設会社の現場監督が顔を出した。「水曜か木曜(8日か9日)には解体します」。1カ月半前に「来週にはやります」と言っていたのにずいぶん遅れたね、といってもしかたがない。近所の倉庫と抱き合わせだから、そちらの都合もあって日程が大幅にずれこんだのだろう。
東日本大震災でわが家も、離れも「半壊」の判定を受けた。去年暮れ、離れの解体撤去申請書を市に出した。「解体まで1年はかかりますよ」。わが家に来る事情通の話だった。1年にはならないが、8カ月はかかった。
庭に小型のパワーショベルが入る。作業員は現場監督のほかに4人。重機を使ってガラガラポン、ではない。仮置場に集約された「災害がれき」同様、①木くず②金属類③コンクリート類――などに分別しながらの解体だ。
3・11前は、パワーショベルが力まかせに家を壊していくのを見てきた。それに比べたら、解体の手順・技術が進化している。ほとんどホコリもたたない。
跡地は思ったより広い。「菜園にでも」と思っていたら、カミサンが「駐車場に」という。早速、車を入れてみたが、感覚がよくつかめない。そばに電柱が立っている。慣れるまでに少し時間がかかりそうだ。ともかくも、これですっきりと月遅れ盆を迎えられる。
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