2014年12月30日火曜日

5日遅れのプレゼント

 今年のクリスマスは静かだった。プレゼントを買わずにすんだ――と思っていたら、小1の孫がインフルエンザで熱を出していたのだという。それで終業式を欠席し、父親が通信簿を受け取りに行った。

 きのう(12月29日)の朝、母親から電話がかかってきた。2日前に来たとき、カミサンがクリスマスプレゼントをしていない話をした。5日遅れのクリスマスプレゼントを買ってもらうため、雨のなかを2人が母親の車でやって来た。

 1日付で配る回覧物の振り分けをするつもりだったので、手伝わせた。各戸配付の「広報いわき」のほか、回覧資料が2つ(1つは「回覧」の表示がない)。それこそ孫の手を借りて数を数え、「回覧」の判を押し、袋に詰めた。これから担当役員さんのところへ届ける。

 下の子は保育園年中組の5歳。「みんなの家に配るの?」と聞く。「そうだよ」。隣組を通して回覧物がくることを、なんとなくわかっているようだ。

 振り分け作業が終わったあと、車で出かけた。上の子はミニカー、下の子は白バイが載っている乗り物の写真図鑑が欲しいというので、店をはしごした。

 2時に別の予定が控えていたため、どこかに入ってなにかを食べる余裕はない。買い物をすませると、「たこ焼き食べたい」「ジュースを飲みたい」というので、たこ焼きの列に並んだ。その間、カミサンが別のコーナーへサンドイッチを買いに行った。

 長い列ができていたので、「たこ焼きはあと」と切り上げることもできたが、いったんは上の孫にそう言ったが、うらめしそうに行列を眺めている。その表情がたまらなくなって、「並ぶか」と言うと目を輝かせた。

 急いで帰宅し、腹を満たしたところへ、「家電のホームドクター」がテレビのリモコンを持ってきた。やっと一発でテレビが付くようになった=写真。テレビを付けたり消したりするときのイライラが解消された、という点では、これも5日遅れのクリスマスプレゼントになった。ただし、自腹だが。

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