きのう(8月6日)は「昼過ぎから雨」の予報だった。午前中、用があって鹿島ブックセンターへ出かけた。行きは国道6号(バイパス)を、帰りは海岸道路を利用した。いわきの中央部をぐるっと反時計回りに巡ったことになる。
書店の駐車場に着くと、雨がパラパラ降ってきた。自宅2階の窓は開いたままだ。あわててカミサンに電話をする。「こっちは降ってないよ」「降るから閉めて」
そのあと、海のそばを通った。鉛色の空が広がっていた。久しぶりに雨の期待が広がる。しかし、薄磯海水浴場はそんなに降っていない。海の家に「遊泳可」の白旗が上がっていた。
午後も、空は鉛色の雲に覆われたままだ。黒っぽいちぎれ雲が東と北から足早に流れてくる。小雨もふっかける。雨音かと思えば、蝉の鳴きだしの声。そのうち、一時バラバラと強い雨がくる。それでも庭の土は乾いて灰色のままだ。
未明には雷・強風注意報が発表された。午後には風が吹いて雷が鳴り始めるか、と身構えていたが……。午後2時前には雷注意報が解除され、同3時50分には再び同注意報が発表された。
そういえば――。おとといの夜、カミサンが近所から戻って来て、玄関に入るなり言った。「見てみて、稲光り!」。東南の方向で時々、ピカッと空がピンク色に光る。雷鳴は聞こえない。
カメラを連写モードにして、かろうじて1枚撮った=写真。入道雲(積乱雲)が映っていた。入道雲の陰で放電しているようだった。その後は「被写体が暗すぎます」の表示が出て、シャッターが切れなくなった。
きのうの午後3時ごろ、天気予報を確かめると、浜通りは「夜、雨」に変わっていた。まだ明るい5時20分過ぎ、本降りになった。6~7日の雨量は平15.5ミリ、小名浜4.5ミリ、山田3.0ミリ。庭の土がやっと水を含んで黒くなった。
折から平七夕まつりが始まった(8日まで)。笹飾りは、8日のいわきおどりは? 関係者でもないのに気をもんでいると、まつりを見てきた客人が「風が強くて、笹飾りは取り込まれていた」という。いわきは、きょうも「雨」、あしたはもっと激しい「雨」の予報だが……。
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