きのう(8月2日)早朝、夏井川渓谷の隠居へ出かけてキュウリを3本収穫し、昔野菜の三春ネギに追肥をして土を寄せた。ほぼ作業が終わった6時ごろ、V字谷に朝日が差し込んできた=写真上。
冬は9時ごろ、隠居の真向かいの尾根から朝日が昇る。夏至から1カ月半近くたった今は、真向かいから左、下流側の尾根の端から昇ってくる。わが隠居より高いところにある家では、無論、日の出はもっと早い。
ネギの溝の隣では、辛み大根を栽培した。2年目からは不耕起でこぼれ種から芽生えたのを間引き、そのまま放置して冬に収穫した。ところが、思ったほど“ずんぐりむっくり”にならない。
で、今年(2018年)は違う場所で不耕起栽培を試すことにした。それまでのスペースにスコップを入れて掘り起こし、生ごみを埋めていったら、また、こぼれ種から芽が出ていた=写真下。これはこれで育てよう。こういう変化・発見があるから、渓谷通いをやめられない。
その一方で「好事魔多し」、鼻の下がしびれて腫れているのを感じた。10日ほど前にも同じような症状になった。ブユ(ブヨ)にかまれたらしい。
アブもブユも清流の生きものだ。街で暮らす分には、この厄介者とは縁がない。が、山里では特に朝晩、ブユが活動する。カは、雌が血を吸う。ブユも同じだという。すぐ痛みを伴うカと違って、ブユはいつ皮膚をかみ切って血を吸ったかがわからない。ひどいときには、痛痒さが何日も続く。
家に帰ってすぐアロエの果肉を鼻の下に塗りつけた。ちょっとなめたら、苦い。この苦さが効いたのか、間もなくしびれと腫れがおさまった。
月遅れ盆が明けたら、秋・冬野菜の種まきが待っている。辛み大根は“ふっつぇ”(こぼれ種の自然発生)とは別に、不耕起でさやに入ったままの種を埋めてみる。ほかの空きスペースでは、何年ぶりかで白菜を栽培してみる。冬の漬物用に――なんて、酷暑のなかで頭の“農事ごよみ”をめくっているが、どうなるか。
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