2010年11月13日土曜日
土砂除去
平地の夏井川でだいぶ前から土砂除去作業が続いている。わが散歩コースの上流でも作業が始まった。
確か20年以上前のことだ。夏井川で「ふるさとの川づくり」事業が始まった。河川の拡幅、親水公園づくりが主だったように記憶する。サイクリングロードもそのときできた。
その事業によって、いったんは川幅が広がり、夏井川は大河のような風情を見せた。ところが、年を経るごとに中洲ができた。最初に土砂がたまり、草が生え、灌木が茂ったのは、平塩地内。新川と合流する地点からいくぶん上流のところだ。
するとそのあと、もっと下流の塩地内と上流の鎌田地内でも中洲が成長し始めた。塩の中洲より下流では土砂が堆積して川幅が狭まり、ヤナギや孟宗竹などが繁茂した。このため、一昨年から右岸・山崎地内では土砂の撤去作業が行われている。
それに合わせるように、山崎側のすぐ上流でも、さらには左岸・新川の合流地点でもショベルカーが入って川の土砂除去作業を始めた。鎌田の中洲も去年、半分だけ土砂が撤去された。
今度は最初にできた中洲の土砂除去が始まった。中洲には草が生え、灌木が茂り、それが成長するとヤナギだったのだが,もうずいぶん大きくなっていた。それを伐採したあと、土砂の除去が始まった。取り付け道路ができ、ダンプカーが堤防の上を往来している。ショベルカーはもう中洲を退治し、水中の土砂をかきならす段階に入ったようだ=写真。
やがてはちょっと下流、ハクチョウたちが羽を休めている新川合流地点から下のでっぱりを片づけるようになるのだろう。河川拡幅工事のための標識が立った。前にも同じことを書いたが、いたちごっこ、いや「シジフォスの神話」だ。
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