2010年11月8日月曜日

落ち葉道


このブログも、あと3日で1,000回になる。「ひとりネットコラム」と称して、主にいわきの自然と人間の関係をめぐるあれこれを書いてきた――といっても、感慨にひたる暇はない。

PCがアップアップし始めた。延命策がなければ、PCを買い換えるしかない。近所に住む身内にSOSを出した。カネを用意しておいて、ということだった。PCがそんな状態だから、ハラハラしながら書いている。
                ☆
きのう(11月7日)早朝、夏井川渓谷の無量庵へ出かけた。午後には用事がある。その用事をすませたら、また無量庵へ戻る。慌ただしい。

無量庵に着くやいなや、森を巡った。いつもの小道を歩いていると、「はて、なにかが違う」と思った。前の週までは目立たなかった落ち葉がすっかり道を覆っていた。見ごろを迎えた夏井川渓谷の紅葉だが、そして急に行楽客でにぎわいだした渓谷だが、森の中では早くも冬仕度が始まっていた。

10月と11月とでは空気が違う。そういえば、きのうは「立冬」だった。10月には岩場を白く覆っていたダイモンジソウの花=写真=が、ほとんど姿を消した。キノコたちも活動を停止したらしく、行けばなにかしら採れる状態ではなくなった。

無量庵に戻ると、部屋にはカメムシが群れていた。ときに臭いガスを噴射する。無量庵では小春日和のころ、いつもこんな状態になる。無量庵で越冬する個体も多い。

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