2010年11月24日水曜日

眼精疲労?


日中の多くの時間を、PCか本を開いて過ごす。パッとそばの人や物を見たとき、ピントが合わない。40センチ前後の距離から2メートル前後の距離に目線を移しただけだが、ぼやっとしている。

近視に乱視、そして老眼の度が強まったから、ピントが合うまでずいぶん時間がかかるのだろう。と思っていたが、どうやらPCの画面が原因らしい。

本を一日中読んだとしても、一晩眠れば目の疲れは回復している。本のせいではない。PCの画面をにらんでいると、翌日もまだ、何かを見たときにぼやっとしている。その状態が慢性化しつつある。

同級生たちが集まって酒盛りをしたとき、目の話になった。老眼は「花眼」ともいう。ソフトフォーカスになって、余計なものが見えなくなる。いいことではないか。見たいものだけが網膜に映し出されるのだから。

そんなことを言ったような気がするが、まずはPC対策だと言われた。PCの画面、つまり一定の距離を見続けていると、ぼやっとする。そういわれてみれば、画面を見ているときに、目をむいている、まばたきも少ない。これでは目が疲労を超えて過労になる。だから、翌日もぼやっとしているのだろう。

それで分かったことがある。散歩は、最初はメタボ対策だったが、眼球の疲れをほぐすためでもあるらしい。散歩を終えると、少しは頭がすっきりするのだ。同級生が、対策の一つとして遠くを見ること、見る距離をさまざまに変えることが大事、と言っていたのが腑に落ちたのだった。

散歩の効用が増えた。で、「夕方は遠くのものを見るために」などと気取って出かけた。夏井川の堤防に出ると、すぐ「「コー、コー」と鳴きながら数羽のハクチョウが頭上を通過しようとしていた。

すぐさまカメラを構えたが、ピントが合わない。カメラを振って後ろ姿をとらえたが、写真としてはつまらない。次のグループ(ペア)にかろうじてピントが合った=写真。今季初めて写真に収めたハクチョウの飛翔姿だった。デジカメも動く物にはピントを合わせにくいのだろう。

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