「孫育て」というほどではないが、たまに孫2人(小3と小1)の“学童保育”を引き受ける。今月は先週と今週の火曜日、2週続けて下校迎え=写真、わが家での宿題監督、スイミングクラブへの送迎をした。
前にも書いたが、孫はジイ・バアには遠慮がない。思ったことをはっきり口にする。3月まで保育園児だった下の孫は特にそうだ。
とはいえ、小学校に入ると社会一般のコミュニケーションを踏まえて学ぶようになる。小3は「言っていいことばかどうか」を考えるようになった。小1はまだそこまではいかない。「言いたいことを言える最後の年だぞ」と思いながら、無礼な言葉を表面的にはにっこりしながら受けとめる。
先の週末、近所のおばさん床屋で散髪した。「耳の中間あたりまで髪を残して」と注文をつけたのだが、“スポーツ刈り”になってしまった。てっぺんが薄いのにわきまで刈り上げられたから、翌週の火曜日、孫を迎えに行ったら、さっそく下の方が気づいた。「頭刈ったの?」「うん」「帽子取って」「取らない」と言いながらも、あとで帽子を取ると「ハゲ!」と大笑いする。
少し遅れて下校してきた上の孫は「前の方がよかったな」と、弟とは反対のことばを発した。吉田類的な髪形の方がまだまし、と思っているのだろう。
先週の“学童保育”のあと、こんなことを書いた。「小学生のころ、どんなことに興味・関心があったのかを、ここでは書けないことも含めて覚えている。自分のそれと照らし合わせながら、こうかああかと想像しながら、孫とつきあう。孫も“大人”への発達過程にある」。今週もまた、頭髪を介して同じ感慨を抱いた。
きょう(7月16日)は坊さんのような頭を人前にさらす。午後からいわき市主催の市制施行50周年記念市民プレゼン大会「いわき“夢プラン”コンテスト」が市文化センター大ホールで開かれる。7人の審査員のなかでは私が一番年上だ。「老いては子に従え」で、若者からエネルギーをもらうつもりで出場者のパフォーマンスを楽しむことにしよう。
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