日曜日に用事があると、夏井川渓谷の隠居へは行けない。7月10日がそうだった。「いわき新舞子ヴィレッジ」で平地区壮年ソフトボール大会が開かれた。翌月曜日もいろいろあった。
で、きのう(7月12日)、火曜日。キュウリがヘチマみたいに大きくなっていたら大変だ――早朝4時すぎに起き、ブログをアップするとすぐ出かけた。
わが家から隠居までは車で30分。1時間もかかると音(ね)を上げるが、30分圏内ではあれこれ考える前に着く。毎日通っても苦にならない。行くのに30分、キュウリやトウガラシ、ナスの様子を見て収穫・追肥・草むしりをするのに30分、帰るのに30分。朝めし前の6時半には家に戻ってこられる。途中、石森山へ寄り道したので遅れたが、だいたいその通りになった。
キュウリの1本が長さ30センチまで肥大化していた。9日前はちょっと太い楊枝(ようじ)くらいだったのが、そこまで大きくなる。ここ2、3日は一晩で数センチも大きくなったはずだ。
実は、1週間単位でしか収穫できないため、未熟果でもちょっと大きくなると摘み取るようにしている。ヘチマ化を防ぐには週の半ばに一度行くか、最初から摘み取っておくか、するしかない。キュウリ大小、青トウガラシ大小を少し収穫した。
早朝、農道から夏井川に沿って国道399号~県道小野四倉線を往復する。田んぼのあぜ道を散歩する人がけっこういた。道沿いの家のムクゲ、ノウゼンカズラが花をつけ、自生のネムノキも満開だった。行くときには気づかなかったが、渓谷ではヤマユリが咲き始めていた=写真。
肥大キュウリは二つに切って糠床に入れ、夕方には晩酌のおかずにした。生も味噌を付けて食べた。うまかった。間もなく梅雨も終わり、夏本番を迎える。キュウリが、ヤマユリがそのサインだ。
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