2025年4月14日月曜日

花冷え

                                 
   日曜日は夏井川渓谷の隠居へ出かけて土いじりをする。とはいえ、年度替わりの時期だけに、いろいろ用が入る。

3月30日は午後に区内会の総会があった。午前中だけでもと思ったが、やはり気持ちの切り替えが難しい。隠居へ行くのをよして総会に備えた。

4月6日は朝、ちょっと隠居へ出かけてすぐ街に戻り、ギャラリーいわき泉ケ丘その他を巡った。

同13日は朝のうちに街で用を足し、買い物をしてから隠居へ出かけた。いつもの流れとは逆のパターンだ。

街ではソメイヨシノが満開になり、背後の丘陵はヤマザクラの花でピンクに彩られている

渓谷にも春を告げる花が咲く。アカヤシオ(岩ツツジ)だ。磐越東線でいえば、江田~川前駅間、椚平から牛小川までの右岸(北向き斜面)が、この時期だけ点々とピンク色に染まる。

隠居の対岸のアカヤシオは満開だった。6日は3分咲き程度だったので、予想した通りの展開だ。

それとは別に、隠居の庭にある2本のシダレザクラもほぼ満開になった=写真上1。近くにあるサクラの若木も花をいっぱい付けていた。

シダレザクラは知人から苗木を2本もらって植えた。育ったら幹にハンモックをかける――そんな夢を描いたものだが、今では見上げるほどに大きくなった。

サクラは孫の小学校入学祝いにと、義弟が10年ほど前に買ってプレゼントしたものだ。

4月13日はなによりもまず、このシダレザクラと対面するために出かけた。1週間前はまだつぼみだった。

あいにくの曇り空、そして寒い。「花曇り」どころか、「花冷え」だ。首筋から寒さがしのびよる。

アカヤシオの花見客もほとんどいない。たまに車が1、2台、錦展望台に来て止まるだけ。この寒の戻りではさもありなん。

私らも花を見ただけで早々に隠居を離れ、わが家に戻って遅い昼食をとった。

1週間前はカメラにメモリーカードを入れ忘れて撮影ができなかった。13日はドライブ中にカミサンが何コマかパチリとやった。

そのうちの1枚がこれ=写真上2。1週間前は三島(小川)の夏井川に3羽のハクチョウが残留していた。13日は1羽だけだった。

前に残留し、いったんは北へ帰ってまたやって来たエレンだろうか。いや、エレンとは違う個体かもしれない。いずれにしろ、日曜日はこのハクチョウから目が離せない。

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