車を「フィット」(ホンダ)から「アクア」(トヨタ)に替えて2年半になる。新車ではない。先日、取り替えてから2回目の車検を受けた。
40代のころから車の買い替えやメンテナンスを同じディーラー(個人業者)にまかせている。
フィットより燃費のいい車を、というと、ディーラー自身が乗っているハイブリッドのアクアを勧められた。
それに決め、走行距離8万キロ超の中古車を手に入れた。現在の走行距離はざっと9万6600キロ。1日換算では20キロも走っていない。
ふだんはいわき駅前のラトブへ行く程度。長距離はといえば、日曜日に夏井川渓谷の隠居へ行くくらいだ。
車に関しては前からずっと、このディーラーにまかせっきりだ。車検となると、朝、代車でやって来て、私の車を持って行く。夕方、メンテナンスを終えた車を戻すと、代車で帰って行く。
代車でどこかへ行く、ということはまずない。そのままにしておく。あるだけでありがたい。エンジンオイルの交換のときもそうやって来てくれるので、大助かりだ。つまり、私は何もしなくていい。
今回は車のタイヤを見た瞬間、劣化が激しいことを指摘した。「このままではバースト(破裂)しますよ」
エンジンの音やハンドルの動きがやや重い。車検に通るには、タイヤだけでなく、劣化した部品を交換する必要がある。それも含めて補修・交換をしてもらわねば、という思いがあった。
さっそく戻ってきた車の調子を確かめる。エンジンをかけて、ハンドルを動かす。前より音が軽くて静かになっている。
実はタイヤで気になっていたことがある。ラトブの地下駐車場に入ると、ハンドルを切るたびにタイヤがキーキーいう。雨の日は車から垂れたしずくで路面がぬれているために、音がいちだんと大きくなる。
その話をすると、「私の車のタイヤも鳴りますよ」。そうか、タイヤが古いせいではないのだ。
ラトブの駐車場の床面は地下1階と2階をつなぐスロープがコンクリートのままのほかは、走行面が青緑色と灰色でコーティングされている。そのコーティングのせいで音が鳴るわけだ。
新しくなったタイヤ=写真=でラトブの図書館へ出かけた。駐車場でのキーキー音を確かめる意味合いもあった。
晴れていたので、駐車場の床は乾いている。それでもハンドルを切ると、かすかにキーキー音がした。やっぱりコーティングのせいだった。
アクアには燃費の良さで乗り換えた。ガソリンスタンドへ行くのは、前はおおよそ「20日にいっぺん」だったが、今はほぼ「1カ月にいっぺん」だ。車検を終えたので、燃焼効率はさらによくなっていることだろう。
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