2011年8月2日火曜日

生活支援物資配布


行き先は、いわき市小名浜下神白字舘ノ越の雇用促進住宅。大津波で被災した市民が仮住まいをしている。日曜日(7月31日)昼前、NGOのシャプラニールや地元NPOなどが協力して、生活支援物資を配布することになった。カミサンが手伝いに行くというので、車で出かけた。

シャプラのスタッフがパルシステム福島いわきセンターの配送車で物資を運んできた。それを、市外からやって来たボランティア数人とともに、集会所に運んで袋に詰め込む。

物資の中身はパンケーキの粉、シロップ、紙コップ、マスク、食器、水その他。お年寄りは段ボールに入った水などは重くて運べない。ボランティアが部屋の番号を聞いてあとから届けた=写真

配付が始まる。次から次に物資の入った袋を手渡す。軽労働なのにたちまち汗がふき出す。毎週末、いわきに入って活動をしているというボランティアが多い。がれき撤去よりは楽だという。それはそうだ。汗はかくが、マスクは必要ない。ヘルメットも不要。なにより「定来ボランティア」であることに感謝の気持ちがわく。

昼前にはあらかた配付が済んだ。あとは、ポツリポツリとやって来る被災者に対応しながら、各自、交代で昼食をとる。私ら夫婦は昼食後、用があるので帰路に就いた。

行きは国道6号のバイパス、帰りは永崎、豊間を抜ける海岸道路を利用した。豊間の知人の家に寄る。津波被害に遭い、内郷の雇用促進住宅に仮住まいをしている大工さんだ。前に訪ねたときは留守だった。今度はいた。そこへ私のブログを読んでいるという大工さんの友人が現れた。一気に話が盛り上がった。

彼は私のせがれ(長男)にも会っている。初対面の人からせがれの仕事の一端を知るとは思いもよらなかった。人には会ってみよ、話してみよ、ということなのだなと思った。

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