「ほるる」(いわき市石炭・化石館)が7月20日に再オープンした。同施設で活動している「観光ボランティアガイドかもめ」の一人から連絡が入った。「案内しますから、ぜひどうぞ」。7月31日まで観覧無料というので、夏休み最初の日曜日(7月24日)、朝9時の開館時間に合わせて出かけた。長い列ができていた=
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ほるるも、大震災で展示物が落下したり、傾いたりする被害に遭った。にしても、復旧には時間がかかった。いわき市内の文化・観光施設としては最も遅い再開だった。
館内は家族連れであふれかえっていた。「かもめ」さんのおかげで、一つひとつじっくり見て回ることができた。夏期特別展「いわきの海の物語――アンモナイトワールドへようこそ」ものぞいた。
「ほるる」には今春、いわき市観光まちづくりビューローが入居した。その分、以前のようなスペースの使い方はできなくなっただろう。
どの施設にも言えることだが、常設展だけでは人は呼べない。企画展があるからこそリピーターがつく。企画展は今度で終わりということはないと思うが、気になるところだ。
さて、8月。有料になった今からが勝負。市内ではなく、市外からの親子連れ、それこそ観光客がどのくらい来てくれるか。石炭・化石館のリニューアル問題を検討する懇談会にかかわった人間の一人として、外野から館の動きをウオッチングしていこうと思う。
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