1週間前の6月14日朝、わが家の裏の義弟の家の前に水たまりができていた。漏水だ。「水道のホームドクター」に電話をすると、長崎にいた。経営する会社の慰安旅行中だった。ではと、水道局経由で管工事業協同組合に電話をかけ、業者を紹介されたが、日曜日でつながらない。「チョロチョロなら月曜日に連絡するしかない」と別の義弟がいうので、そうした。そのてんまつ記――。
同級生でもある「水道のホームドクター」が、月曜日に来て現場を見た。量水器ボックスの手前で漏水しているから、これは水道局の責任で直すようになる。水道局に連絡するが、直しに来る業者はどこになるかわからない――ということだった。
結果的には、同級生の会社が水道局の指名を受けて直しに来た。その間、一度、水道局に電話をした。「水たまりが少しずつ広がっている」「資材などの準備ができれば行くと思います」
毎朝、5時前後に起きるとパジャマのまま表に出て漏水の状況を見る。東隣の家の迷惑になっていないか、気になるからだ。雨上がりの金曜日(6月19日)、早朝5時40分すぎ。未明の雨と漏水とで水たまりが広がった様子を写真に撮っていると、同級生が現れた。
彼の会社は平の街なかにある。住宅兼事務所の生家で、自分の家は私の家より少し東に行った新興団地にある。つまり、毎朝晩、わが家の前を通る。朝の6時前後には会社に着いている、夜はだから9時には寝ると、前に聞いたことがある。実際に6時前に現れたのを見て、あらためて出社時間の早さに驚いた。冬だったら真っ暗ではないか。
私の姿を見たので寄ったという。きょう、バックホーを持ってくるという。この日は朝から夕方まで、出ずっぱりだった。朝、出かける前に職人さんが2人やって来た。同級生も来た。すぐ工事が始まった=写真。夕方帰宅すると、漏水は止まっていた。
量水器ボックスから3メートルほど手前の内寄りのところに、刈り草と土に埋もれて止水栓があった。止水栓と量水器をつなぐ管から水が漏れていた。その家ができたのはざっと50年前だろうか。前住者がいなくなったので、義父が買い取った。水道管も家とともに年をとったわけだ。
道路から15メートルほどのびている細い“私道”は、吐き出された泥水と雨とで泥んこになった。車で出入りするたびに、タイヤにべったり泥がつく。道路に出ると数秒は泥をはねる音がする。路面に泥が残る。奥の家の車もタイヤに泥がついていた。ご寛恕(かんじょ)を!
いわき市は、気候的には北関東と同じだ。実質的にはもう梅雨に入ったようなものだろう。雨のたびにタイヤが泥まみれ――という日がしばらく続く。
きょう(6月21日)はこれから夏井川渓谷の隠居へ出かける。着いたら、タイヤの泥を洗い流そう。家に戻ればまた泥がつくとはいえ、泥タイヤのままで街なかを走ったり、駐車場に入れたりするのは恥ずかしいから。
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