2016年8月22日月曜日

台風の合間に

 きのう(8月21日)の日曜日は、いわき市平のアリオスで「フラガールズ甲子園」が開かれた。隣接する平中央公園ではアリオスパークフェスと地球市民フェスティバルが併催された。カミサンが代表の「シャプラニール=市民による海外協力の会」いわき連絡会が地球市民フェスに参加したので、朝と午後遅く、フェアトレード商品の運搬役を務めた。
 日中は夏井川渓谷の隠居で息抜きをした。公園から隠居へ直行し、朝9時すぎ、キュウリやナス、辛くないトウガラシを収穫したあと、対岸の森に入った。
 
 雨台風(7号)がいわき沖を通過するとすぐ低気圧が来て、まとまった雨が降った。と思ったら、今度は三つの台風が接近しているという。一つ(11号)はすでに北海道を襲い、残る二つのうち9号が本州に迫っている。合間の快晴、猛暑だ。
 
 森もようやく湿って菌糸が動き出し、地上に子実体(キノコ)が発生しているのではないか――そんな期待があった。散歩は控えるようにといわれている身なので、斜面を上ったり下りたりはしない。森の中の道沿いだけを確かめる。イグチ系の大きな不食キノコ=写真=はあったが、夏キノコのチチタケは見られなかった。
 
 木々の葉が朝日を遮っているといっても、すでに暑熱がこもっている。森の中の「木守の滝」の前に立つと、涼風が吹き寄せてきた。天然のエアコンだ。汗が引くまで、しばらくそばの倒木に腰をかけていた。
 
 元気なころはずっと奥(下流)まで往復したものだが、隠居が見え隠れするところまでにとどめた。それでも休み休みだから往復1時間はかかった。
 
 あとは朝寝だ。横になったとたん、足の指にチクッと刺されたような痛みを感じた。アブだった。アブは清流の生きもの。環境の度合いが測れる点ではいいのだが、人間が来たなと思うとどこからともなく現れる。朝寝どころではなくなった。なんとなくぼんやりしながら持ち込んだ仕事をした。
 
 きょうはこれから台風9号の影響で大雨になりそうだという。今週もいろいろ行事が入っている。日曜日には地区の市民体育祭がある。雨で延期という事態は避けたいものだ。

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