きのう(9月26日)も書いたことだが――。V字谷の隠居で、まだ明るい時間に酒盛りが始まった。まずはビール、次いで焼酎、日本酒、ウオツカ。さかなはカツオとサンマその他の刺し身に、カミサンがつくったナス炒(い)りとキュウリの浅漬け、それに乾きもの。
明け方、背中が寒くて目が覚めた。体のあちこちが痛かった。服のまま、タオル1枚をかけただけで、畳にじかに寝た。仲間もタオルケット1枚で眠っていた。パジャマに着替えた者もいるが、あらかたは着たきりのようだった。白い布に覆われた“オブジェ”=写真。ちょっと間違うと……、いやいや変な想像はすまい。そんなことより風邪をひかなかったか。
隠居で飲むたびに雑魚寝になる。2010年11月中旬の、一足早い忘年会でも雑魚寝になった。晩秋なので、さすがにタオルケット1枚では寒すぎる。こたつに足をつっこみ、放射状に布団をかぶって寝た。
座卓の上がきれいになっていた。台所を見ると、夕食用に買ったコンビニのおむすび、カップみそ汁があらかた残っている。この二つで酒盛りをしめくくる前に眠ってしまったのだろう。
還暦の年(2009年)から“海外修学旅行”を続けている。隠居で飲んでいるうちに、北欧に住む同級生に電話をかけた。そのあと、酔った勢いで北欧へ出かけようと一決した。以来、谷間の隠れ家に集まり、飲んでは台湾へ、ベトナム・カンボジアへ旅することを決めた。台湾へは二度行った。
今度も相談の結果、2017年春の“海外修学旅行”先が決まった。この8月初旬、サハリンとシベリアへいつもの半数の人間で出かけたばかりだ。カミサンにはまだいわない(いえない)。
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