ありゃりゃっ。きのう(8月31日)、早起きして夏井川渓谷の隠居へ出かけた。着いて庭の奥を見ると……。桐の木が折れて庭をふさいでいる=写真。キュウリやナス、ピーマン味の変なトウガラシの茎も傾いていた。
いつもは1週間サイクルで日曜日に隠居で土いじりをする。肥大気味のキュウリのほか、ナスとトウガラシを収穫する。今回は、日曜日・市民体育祭、月曜日・野暮用、火曜日・台風10号と続いて、隠居へ行く日が3日ずれこんだ。
この10年くらいの間に、桐の木は幹が折れる、残った幹から芽生えた“ひこばえ”が幹になってまた折れる、枝も折れる、を繰り返してきた。根っこを持つ幹ではない。がらんどうになって折れた幹の“皮”が根っこ代わりだ。突風にはひとたまりもない。幸いというべきか、今までそばの物置を直撃するようなことはなかった。今度も反対側の、庭の空きスペースに倒れた。
“ひこばえ”の幹は3本。1本は何年か前に切った。残る2本のうち1本がこの10日の間に折れた。葉がすでに黒ずんでとろけかかっている。台風10号であれば葉はまだあおいはず。その前、9号か、前線が通過したときに突風が吹いたか。
庭にはシダレザクラが2本ある。今は大きな日陰をつくっている。桐も大きな葉を広げて影をつくる。それで、年を追って菜園の日射量が減っている。前に“ひこばえ”の幹を切ったのも、日差しを確保するためだ。今度折れたモヤシのような幹もいずれは、と思っていたので、結果オーライとしよう。
ナスやトウガラシは支柱を1本増やして立て直した。キュウリは、実が曲がり始めている。「生(な)り疲れ」、あるいは終わりに近づいているのかもしれない。それでも古い葉を摘んで若葉に光が当たるようにした。
庭に横たわる桐の木の始末は容易ではない。木自体はやわらかいので、枝はナタで払うとしても、幹はノコで細かく切るしかない。きょうから9月。師走が視野に入って、なぜか焦った気分になる時期だ。思わぬ“宿題”を抱えて「焦り」がさらにふくらんだ。
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