1月中旬、いわき市小名浜のお寺の境内。マンサク=写真=とロウバイが満開だった。
毎年、初観音に合わせて、境内で「かんのん市」が開かれる。カミサンが、シャプラニール=市民による海外協力の会のフェアトレード商品を販売する。「荷物運搬人」だけではつまらない。なにか絵(写真)になるものはないかと、境内をめぐる。真っ先にマンサクの花が目に入る。パチリとやる。晴れて風が強かった。
それから1か月後の2月中旬最後の日、19日。いわきの平地では紅梅と白梅が満開になった。スイセンも咲き誇っている。
夏井川渓谷へ出かけた。晴天、強風。梅前線は渓谷の小集落・椚平(くぬぎだいら)に到着していた。わが隠居のある牛小川はそれより少し上流に位置する。隠居の梅は、1、2輪は咲き出したが、まだつぼみ。庭ではオオイヌノフグリが咲いていた。
きのう(2月20日)は、久しぶりに平市街からすぐの山寺を訪ねた。帰りは林道を下って来た。ヤブツバキが咲いていた。
二十四節気の「雨水(うすい)」がすぎた。きのうは夕方、ほんものの雨水が少し降った。郊外では「田おこし」が始まった。おとといもきのうもトラクターが動いていた。
近所の家の庭で大きく枝を広げていたソメイヨシノが、先日、伐採された。てんぐ巣病に侵されたわけではなさそうだが……。そこにあって、風景にどっしりとした安定感を与えていた大きな木が消える。しばらくは間が抜けたような景色になじめなかった。近所にあるソメイヨシノの大木は残り1本。こちらはまだ大丈夫だろう。
きょうも晴れて風が強くなる、という予報。寒暖を繰り返しながら、季節は冬から春へと移りつつある。今はその「踊り場」にさしかかったところ。
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