夏井川下流域の左岸、平・塩~中神谷地区では立春前後に堤防と河川敷の“野焼き”をする。今年(2017年)は1月29日に行われた。先日、堤防を通ったら、中神谷地区のヨシ原が焼き払われていた=写真。いつもの年より焼け残りが少ない。いい具合に風が吹いて火勢を保ったか。
堤防のスイセンは師走のうちに咲き出した。川岸のヤナギもかすかに緑の点々をまとっていた。今は目の錯覚だったと思うしかないのだが、1月に入って寒波に襲われると、ヤナギの緑が消えた。
土曜日、夏井川渓谷の隠居へ出かけた。篭場の滝には“しぶき氷”がなかった。これでは隠居の対岸にある“木守の滝”も凍結してはいないだろう。菜園に生ごみを埋める。厳冬だと、表土は5~7センチの厚さで凍っている。スコップがはねかえされる。それが、サクッと入っていった。
しかし、地下水が水源の水道は蛇口をひねっても水が出ない。水道管が凍結・破損して漏水し、地面を濡らしていないか――庭や家の周りをチェックしたが、変化はみられなかった。いよいよ水道のホームドクターに見てもらうしかないか。
いわきの極寒期は1月下旬から2月初め。金曜日(2月3日)、節分。土曜日、立春。節分の日にわが家の庭の水仙が開花しているのに気づいた。きのうは夕方、雨になった。植物の芽生えをうながす慈雨の始まりといってもいいが、寒暖の波はまだまだ繰り返す。
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