きのう(6月4日)の日曜日は、朝7時から午後3時近くまで人工芝のグラウンドにいた。神谷(かべや)地区対抗球大会が地区内の昌平中・高校で開かれた。
グラウンドでは男性がソフトボールに火花を散らし=写真、そばの体育館では女性がバレーボールに汗を流した。わが行政区は去年(2016年)、ソフトボールで優勝し、V2を狙ったが3位に終わった。バレーボールは、結果的に優勝したチームと対戦し、1回戦で敗退した。
地区内8行政区が参加した。勝てばうれしい、負ければ悔しい――とはいえ、普通の市民が試合に出場し、たがいに審判を務めるという点では、交流第一のイベントだ。参加することに意義がある。
今年で44回を数える。逆算してみたら、いわき市が合併して7年後の昭和48(1973)年に始まったことになる。秋には石油ショックに見舞われ、日本の高度経済成長が終わりを迎える。その直前、右肩上がりの経済がコミュニティスポーツを生んだのだろう。
高度経済成長期と違って、今は少子・高齢化の時代。大会に参加する若い保護者が減った。元気な高齢者が増えたといっても、ソフトは走り回らないといけない。どの行政区も出場選手の確保に苦労しているようだ。
今年も某行政区がソフトの出場を見送った。人が集まらなかったという。いったん切れた糸をつなぐのは容易ではない。事前の抽選会で、わが区は某行政区と対戦することが決まった。結果は不戦勝で、いきなり3位が確定した。
子どもが小さいころは、私もチームの一員として参加したものだが、今はテント設営・撤去の裏方兼弁当受け取り係兼応援団員に変わった。地区に戻ってからは反省会を開いて参加者の労をねぎらう。この反省会が貴重な情報交換の場になる。
「新しいごみネットを」「集積所に不法投棄の粗大ごみがある」。けさ、きのうのメモを読みなおして、現実に戻った。
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