2017年6月11日日曜日

草が生えてはえて

 前の日曜日(6月4日)は地区の球技大会のために行けず、きょうの日曜日も用があって出かけられない。というわけで、金曜日(6月9日)の朝、夏井川渓谷の隠居へ車を飛ばして庭の様子を見た。
 まずはヨシ原と化した下の庭――。イノシシがほじくり返した穴が石垣に沿って広がっていた。階段をはさんだ反対側にも新しい穴ができている。このまま下の庭だけほじくりかえしてくれるなら、草刈りを業者に頼まなくてすむのだが……。
 
 菜園に植えたばかりの唐辛子とナスの苗は雑草にまみれていた。すぐ草をむしり、追肥をした。キュウリはつるが支柱とロープからはずれて、地ばい状態になっていた。テープでつるを支柱にしばり、ロープにひっかけて空を向くように誘引する。
 
 キュウリもナスも唐辛子も一番花をつけていた。実を伸ばし始めたキュウリもある=写真。こうなると、3~5日おきに隠居へ通わないといけない。日曜日ごとに収穫――というサイクルでは、巨大なキュウリができてしまう。芽かきを兼ねて未熟果を摘む。夜、みそをつけて食べた。
 
 三春ネギの溝に追肥して少し土を寄せる。苗床に残っている芽ネギを収穫する。こちらは刻んで味噌汁や卵焼き、納豆の具にする。

 辛み大根の種もさやのなかで眠っている。今年はさやを収穫しないでそのまま落果させ、自然に発芽するのを待つことにした。去年、放置したさやから発芽したのが、ずんぐりむっくりの立派な根になった。わが庭での最初の“放置農法”だった。秋に発芽したらもうけもの。
 
 ざっと1時間の土いじりを終えて帰る間際、東側の庭を歩いて靴底の感触を確かめる。ツチグリの幼菌(方言名・マメダンゴ)が地中に形成されていれば、ボコッとした“異物感”がある。ほんとうはよつんばいになって、手のひらを地面に押し付けてボコッとした感じを確かめるのだが、時間がない。感触はなかった。

0 件のコメント: