2018年2月2日金曜日

1月最後の夜と2月最初の朝

 1月最後の日の夜、天を仰いで眼福にあずかる。「スーパーブルーブラッドムーン」を震えながら見た。
 夕方、酒類を安く売っているスーパーへ田苑ゴールドを買いに行った。その帰り、ライトアップが行われている東北電力の無線塔の近くに、満月が昇り始めた=写真。

 スーパームーン(月がいっそう大きく見える)・ブルームーン(ひと月に満月が2回)・ブラッドムーン(皆既月食で赤くなる)の三つの現象が同時におこる日だった。ネットに、スーパーブルーブラッドムーンは35年ぶりだとか、153年ぶりだとかあるが、ま、きわめて珍しい天体現象ということだろう。

 スーパーとブルーの月だけで十分と思っていたが、宵が深まるとカミサンにいわれる。「月食が始まったよ」。カメラを持って何度か庭と茶の間を行ったり来たりした。満月が欠けて赤茶色になり、やがてまた満月に戻る。天空の奇跡に感動した。写真は三脚も望遠も使っていないので、人に見せるほどの出来ではなかった。

 月が替わって、2月最初の朝。9時半から平・飯野公民館で「さわやか女性セミナー」の講師を務める。ちょうど1年前、別の公民館で館長さんに会い、講師を頼まれた。「新聞から読み解くいわきの女性」と題して話した。
 
 受講生に中学校の同級生2人がいた。早めに家を出て、事務室で休んでいると、見た顔の女性が来た。目が合うと手を挙げた。えっ、おい! それだけでも驚きなのに、少したつともう1人の同級生が現れた。どういうこと?
 
 阿武隈の山里で生まれ育ち、中学校で別の小学校から来た2人と知り合った。いわきに住む小中学校の同級生は10人ほどで、7人前後が集まって忘年会を開いたりしてきた。その仲間の2人だ。事前に講師の顔ぶれを知って、たぶん連絡し合って、セミナーに申し込んだのだろう。
 
 思いがけない場所で出会って驚いた。が、応援に来てくれたのだと都合よく解釈して、元気が出た。
 
 話が終わって、「また集まって飲みたいね」というと、「私らはいつでもいいよ、男性で決めて。合わせるから」。飲み会には打ってつけの幹事がいる。彼は、わが家の近所に住む。早速連絡してみよう。
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 けさは、起きると雪。南岸低気圧が通過中のようだ。道路には雪は積もっていないが、昼前までは降るらしい。(その後、朝のうちにやんで空が少し明るくなった

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