日曜日(2月25日)は国道49号を駆け上がり、三和町で買い物をしたり、フクジュソウを見たりした。そのあと、山の上の差塩(さいそ)を抜け、川前町から県道小野四倉線を駆け下って、夏井川渓谷の隠居で過ごした。一部を除いて道路に雪はなかった。
前の日曜日は強風が吹き荒れ、外にいるとマスクをしていても鼻水が垂れた。庭の菜園から「いわき(一本太)ネギ」を引っこ抜くつもりでいたが、高く寄せた土が凍っている。下の庭にはフキノトウがあるはずだが、枯れヨシが積もっていてよくわからない。ネギの収穫もフキノトウ摘みもあきらめた。家から運んだ生ごみも袋に入れたまま物置に保管した。
それから1週間。ネギのうねの土はやわらかくなっていた。「三春ネギ」のそばに「いわき(一本太)ネギ」の小さなうねがある。このまま春を迎えると、花茎が伸びてネギ坊主ができる。すると、虫を介して両方の交雑種ができる。それは避けたい。
「いわき(一本太)ネギ」をすべて引っこ抜いた。その跡に、物置に保管しておいた生ごみを、“お礼肥え”として埋める。ネギの枯れ葉をむくと、きょうの土いじりは終わり――隠居で休んでいたら、カミサンが下の庭にフキノトウがあるという。枯れヨシを払ったら出てきたそうだ。
まずは写真を撮る。周りの枯れヨシを払う。と、あるある、フキノトウがあっちにもこっちにも。4個ほど、根元からねじるようにして摘んだ。ついでに、取り残しのコカブを収穫し、辛み大根も2本引っこ抜く。今年(2018年)初めて、収穫物でカゴの底が埋まった=写真。
あしたからは3月。春・夏野菜の種まき・苗植えのための土起こしが待っている。寒いとか、土が凍っているとかはいってられない――朝の味噌汁に、みじんにしたフキノトウを散らし、苦い土の味をかみしめながら頭を切り替える。
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