2018年2月23日金曜日

近所にホテルが建った

 いつの間にかわが家の茶の間から8階建てホテルの屋上看板が見えるようになった。おととい(2月21日)、国道6号沿いにオープンした「スーパーホテル福島・いわき」だ。
 あとでわかったのだが、双葉郡富岡町のオーナーが建物をつくり、大阪に本社のあるスーパーホテルが運営する。コンビニと同じで、フランチャイズ方式で全国展開をしているようだ。いわきのホテルは国内125店舗目という。

 地元の区長ということで、オーナーがあいさつに来た。その後、ホテル本部の社員が来て、オープン前日に落成披露パーティーを開く、ついては乾杯の音頭を――という。

 2月11日にいわきサンシャインマラソンが開かれた。前夜、首都圏からわが家にランナー2人が来て泊まった。去年(2017年)はなかったのっぽビルを見て、「スーパーホテルができたんですね」という。出張で利用したことがあるそうだ。それで、ビジネスマンに支持されているホテルだと知った。

 パーティーに先立ち、ホテル内を案内してもらった。シングル、ファミリー用、常磐湯本から温泉を運んでくる大浴場などを見た。「快眠」と「無料健康朝食」を売り物にしているそうだ。パーティーでは、サンシャインマラソンのランナーの話をまくらに、いわき・浜通りの復興に奮闘するビジネスマンの安らぎの宿となるよう、また地元神谷との共存共栄を願って乾杯の音頭を取った。

 夏井川の堤防から、山際の田んぼ道から、跳び箱みたいに浮き上がったホテルが見える=写真。神谷の新しいランドマークになるかどうかは、「共存共栄」にかかっている。私はそう思っている。
 
 パーティーでホテルの本部長さんと話した。「夫婦げんかをしたら泊まりに来ます」というと、大笑いされた。共存共栄にはこういう側面もある。

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