3連休最後の日、1月8日は月曜日。祝日だが「燃やすごみの日」だ。いつものように朝6時半過ぎ、家の前のごみ集積所にカラス除けのネットを出す。
店の戸を開けると、通りの家々の屋根が白くなっていた。足元の歩道は雪が半分とけて、凍っている。
滑って転ばないように、ゆっくり「たっぺ」(アイスバーン)を歩いて、電柱にネットのひもを巻きつけた。それから家に戻って、新聞と牛乳を取りに庭へ出た。
庭の木も、南隣の義弟の家の屋根も真っ白だ。車に積もった雪=写真上1=を払おうとしたら、中が凍っている。これは太陽の熱で雪がとけるのを待つしかない。
前日の日中は晴れだった。夜になって天気が崩れることは頭になかった。ネットにあげた知人の情報によれば、いわき市内では夜更け前に雪が降り出し、真夜中にはやんで、夜明けに凍ったらしい。
防災メールや福島地方気象台のデータによると、1月7日午後8時40分、浜通りに風雪注意報が発表された(解除は8日午前10時20分)。
明け方には気温も下がった。山田町では最低気温が氷点下2.7度、小名浜は同1.0度だった。
天気は急変する。前日の日曜日は今年(2024年)初めて、夏井川渓谷の隠居へ出かけた。多少風はあったものの、晴れて作業がはかどった。
いつものようにネギを収穫し、そのあとに生ごみを埋めた。表土は全く凍っていない。すんなりスコップが入っていく。
寒波が早いと、師走には表土が凍る。凍土の様子はこんな具合だ(過去のブログから)。
――ネギを収穫するために、スコップを溝に差し込もうとすると、はね返される。そこをガチャガチャやって凍土にスコップをグイッと入れる。やっと土が割れる。でも、土は固まったままでほぐれない。
ネギを芯にした独楽(こま)のように、土のかたまりがついてくるときもある。それをまたスコップを使って割り、ようやくのことでネギを取り出す。
「大寒」のころには、凍土はさらに7センチ、10センチと厚みを増す。そうなると、鶴嘴(つるはし)で凍土を割るしかない――。
この冬は一時、表土が凍りかけたときがあったが、年末も年始も思った以上にしのぎやすかった。
それもあってか、庭の畑の土手に植えてあるスイセンが開花した=写真上2。初春の象徴だ。ところが……。この冬もあったかいか、と思ったとたん、初雪に見舞われた。
雪が積もったとなれば、簡単だ。車はもちろん、家の屋根の雪が消えるまでは、家にこもって過ごす。勤め人ではないので、車を運転する必要はない。それが、いわきの平地のシニアには大事になる。
さいわい、夕方までに車の雪は消えた。年始に来た「孫」の母親に聞くと、道路はやはり日陰のところが要注意、ということだった。
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