2025年6月10日火曜日

「蚊よけ」でいい

                               
 毎年、蚊に刺された最初の日を記録している。最後の日も記録するようにしているのだが、こちらはちょっと難しい。

震災前は、平均すると刺された最初の日が5月20日前後、最後の日が10月20日前後と覚えておけばよかった。

ところが、近年は最初の日が早まり、最後の日が遅くなりつつある。それだけ蚊の活動期間が長くなったということだろう。

5月20日以前にチクッとやられた最初の日は、記録によると2012年・5月15日、2015年・同14日で、2023年は4月下旬に出現し、5月4日にチクッとやられた。去年(2024年)は4月29日、今年は5月15日だった。

最後に刺された日も10月20日前後から11月にずれ込んできた。2016年・10月27日のあと、2018年は11月6日、2022年は11月後半の19日だった。

今年はしかし、最初に刺された日のあとは、チクッが止まった。蚊の活動も寒暖の変化に連動するらしい。

 夏がきたような暑さになったかと思うと、翌日は冬のような寒さになる。人間が長そでシャツになった日は、蚊も動きが鈍くなるのか、顔の周りをブンブン飛ぶこともない。

 ネット情報によると、蚊は気温が20度以上、なかでも25~30度になると活発に動き回る。それ以上の猛暑になったり、15度以下に下がったりすると、活動は鈍るのだそうだ。

 ちなみに、6月1~9日の小名浜の最高気温は、1、3日が20度を割り、4日(27.0度)と7日(26.4度)は夏日になった。内陸の山田も4日28.2度をピークに、5~9日と連続して夏日を記録した

 わが家も6月に入ると蚊が飛び交うようになり、2日にはチクッとやられた。そのあと、目の前に現れたのをバシッとやったら、手のひらに血がついた。いよいよ蚊取り線香の出番である。

孫が幼かったころ、香りの強い緑色の蚊取り線香をたいているところへやって来た途端、せき込んだことがある。

 以来、香料・着色料が無添加の、天然除虫菊を原料にした黄土色の蚊取り線香を使うようにしている。

しかし、蚊の出現期間が伸びて、それだけでは間に合わない。緑色の蚊取り線香も併せて使っている。

 今年も6月4日、去年の残りの蚊取り線香を使い始めた。同時に、カミサンが生協経由で黄土色の蚊取り線香=写真=を取り寄せた。緑色の線香がすぐなくなったので、今はこちらを使っている。

「蚊取り」線香は「蚊よけ」線香。蚊を遠ざけるだけでいい。ならば、というわけでのどにやさしい方を選ぶようにしている。これからは昼も夜も、蚊よけの煙が絶えない。

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