2017年1月13日金曜日

数の子わさび漬け

 おととい(1月11日)に続いてまた魚卵の話で恐縮だが――。この正月、数の子=写真=を初めて満足するまで食べた。
 暮れに魚屋さんへ刺し身を買いに行くと、冷温ケースにパック入りの数の子があった。塩蔵だが冷凍品ではない。食べるときに塩抜きをするといいというので、カミサンがフンパツして買った。

「数の子入りわさび漬け」が好きで、ときどきスーパーから買って来る。そのつどガッカリする。肝心の数の子が少ししか入っていない。数の子だと思ったら大根だった、そんなことがたびたび起こる。実態は「大根のわさび漬け数の子添え」といった感じ。

 正月三が日に毎晩、焼酎を飲みながら塩抜きした数の子をポリポリやった。そのとき、ひらめいた。市販の「数の子入りわさび漬け」を買ってきて、それに数の子を加えよう。頭に描いていた、ほんとの「数の子わさび漬け」ができるかもしれない。カミサンに“調理”してもらったら、その通りになった。

 ごはんと一緒に食べる。晩酌のつまみにする。食べ続けていると、足の親指がうずき始めた。まさか、数の子のせい? 数の子に含まれているプリン体を調べたら、問題はない。すると、うずきの原因は……アルコールと運動不足か。

 年末年始もこたつをデスク代わりにして、ノートパソコンと向き合ってきた。合間に食事をし、昼寝をして、夜は飲む。わが家なのに“入院患者”のような一日が影響しているのかもしれない。好きなものを食べて飲むためにも、少しは歩かないと。

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