2017年7月12日水曜日

キュウリとナス

 このところの暑さも手伝って、キュウリやナスの生長が早い。夏井川渓谷の隠居にキュウリとナス苗各2つを植えた。キュウリは、1本だけが実をつけ始めた。別の1本は整枝中に誤って主枝を切ってしまったので、枯れた。ナスも実を付けるようになった。
 出かけるのは日曜日、つまり1週間に1回。これではキュウリもナスも肥大してしまう。7月9日に摘んだキュウリは、長さが40センチ近かった=写真。

 わざわざキュウリを肥大させる人がいる。インド料理の店「マユール」のオーナーはネパールの出身。ヘチマのように肥大させたキュウリを輪切りにして、塩を振って食べるのが好きなのだそうだ。肥大したキュウリは、わが家では薄切りにしてきゅうりもみにする。大根を輪切りにして塩を振り、水分がにじんできたところを食べる「大根の涙」がある。それと同じで、オーナーには「キュウリの涙」がたまらないのだろう。

 9日は、平・本町通りで「三町目ジャンボリー」が開かれた。野菜直売の生木葉ファームさんからいいことを聴いた。ナスは、朝採って夕方食べるときには柄を長くつけたまま摘む――。へたのところでもぎると水分が逃げやすく、鮮度が落ちるということなのだろう。その日の朝、隠居で摘んだナスには柄が付いていなかった。これではたちまち鮮度が落ちる。次からは、キュウリもナスも柄を付けたまま摘もう。

「野菜は要らないか」。きのう(7月11日)は知人から電話が相次いだ。家庭菜園といえども、キュウリやナスが一斉に生(な)る。夫婦2人だけでは食べきれない。1件はおすそ分けのおすそ分けだった。遠慮なくいただいて、近所におすそ分けをした。するとさっそく、夜には肉とキュウリの炒め物が届いた。

糠漬けも浅漬けだけでは芸がない。古漬けがある。塩漬けもいい。とにかく新鮮なうちに食べることだ。鮮度の落ちたキュウリは、中身が白くなっていて、漬けてもおいしくない。

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